語りの内容
重要な時期は7年前だったと思います。日夜問わずトイレに行く回数が増えるといった前立腺に関係する症状が現れ、十分な睡眠が取れなくなりました。これは仕事でも不快なもので、アフリカへ長期出張した際にも飛行機の中で困りました。数人でグループ作業をしていたのですが、明らかな残尿感があってトイレに行って小便をしていると、仕事が10分は遅れるのです。つまり、そういう背景が常にあったのです。でも、私は良い医学書を持っていまして、確か、マクミランガイドだったと思いますが、分かりやすい略図もついていて、いつも調べており、非常に重宝していました。でも、一般開業医に診てもらったときには不愉快でした。「正常ですよ」と言われましたが、彼の対応はまさに典型的なものだったのです。その時私は、59歳でした。