診断時:67歳
インタビュー時:70歳

1997年に診断を受け、同年前立腺切除、1998年に外照射

語りの内容

主治医は、以前は今時的前立腺切除術が主流であり、アメリカでは今でもそうですが、最近の方法は放射線治療であると思ってください、と説明しました。当時私はホルモン療法については何も知らず、外科治療か放射線治療のどちらかとしか理解していなかった。即座の私の返答は、「いや、放射線治療は受けたくない。問題外だ」でした。これは、放射線治療は病気の根源を根治できないだろう、という心からの本能的反応でした。その後2回の長い議論を伴った診察の後に主治医は「膀胱鏡検査をしましょう。内視鏡をペニスの中心を通して膀胱に入れる操作をします」と言いました。その時が来て、この検査は日帰り外科処置で実施され、全く不快感はなかった。内視鏡が入ってから出るまで1時間ほどかかり、それで終わりでした。彼は「あなたが切除術を受けるのに何の支障もないことが分かった」と言いました。その結果、外科手術が私の治療の選択肢となるだろうと決定しました。その段階でもホルモン療法について何も知りませんでした。

――主治医は何もしないという選択肢を提示しましたか?

いいえ、状態を見守ると言うことは言いましたが、これは私の望む選択肢ではありませんでした。私は前立腺を取り除きたかったのです。

私は: です。

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