語りの内容
――この段階で何か情報を与えられましたか?
医師達からは全く何の情報ももらえなかったね。 進行した前立腺ガンだ、とだけ話され、診察室を去った、これだけだ。 私は何人かの医師と付き合ったが、・・・・。
私がこのような病気に罹ったと言う考えに慣れてきた時に知りたかったことはこの病気に関するすべてだった。 同病の大半の人達と同じように私は、前立腺がどこにあるか、その働きは何か、など全く知らなかった。 それですぐに CancerBACUP に電話して彼らがもっている全ての情報を送ってくれるように頼んだ。 前立腺がんチャリティー(Prostate Cancer Charity)にも連絡をとって同じことを頼んだ。 両方の人達と話し、この病気に関する全ての基礎的な事柄を質問し、また、関係する本をいろいろ探し求めて、幅広く勉強した。 2~3ヶ月ほどして最初の頃に比べて遙かに多くの知識を得て、多分最初に考えたほど悪いものではないかもしれない、と考え始めた。ただ、誰かが最初から私の横に座ってこの間の苦労を一緒に付き合ってくれていたらなあ、と思うよ。
インタビュー31
- 当初、PSAテストについて一切知らされていなかったと語っている。
- 乳製品が前立腺がんの原因である可能性について論じている
- 医師の面倒見が悪かったので、キャンサー・バックアップや前立腺がんチャリティーから情報を求めたと説明している
- 薬物療法の変更について語っている
- ワクチン試験の体験について語っている
- より健全な食事への変更およびビタミンサプリメントの増加について語っている
- 貼付鎮痛剤の適正用量をどのようにして見出したかを説明している
- ストロンチウム注射、およびそれが疼痛のコントロールに使えることを語っている
- 乳房痛など、治療後に現れるさまざまな副作用について語っている
- 大打撃をうけたこと、そして前立腺がんについてはまったく無知だったことを語っている
- 最初は活動的な生活を続けることができたが、かかりつけ医(GP)が前立腺がんのことをまったく知らなくて、それが不安だったと述べている
- ひどく疲れるようになって、それが自分のライフスタイルに影響するほどに差し迫った問題になったと語っている
- 何といっても前向きな姿勢が大事