診断時:74歳
インタビュー時:75歳

2000年に診断を受け、ホルモン療法を選択

語りの内容

「前立腺がんだ」と専門医は言いました。前立腺がんについて私には何の知識もありませんでした。だから「直るのでしょうか」と尋ねたのです。その医者はそれには答えずに「良くなりますよ。前向きに考えましょう」と言うのです。そして、私は前立腺がんで、28日ごとに注射を受けることになると言うのです。正確にはその時何と言われたか覚えていません。でも、病院でお腹に注射を受けて、それから28日ごとに医者に行きました。そして2000年5月に注射が始まったんです。

――それがゾラデックスの注射だったのですか。

ゾラッデックス。そうだ。そうそう、それだ。
それから、毎月つまり28日ごとに注射を受けました。それ以来ずっと年四半期ごとに血液検査をうけなきゃならないのです。3ヶ月ごとに自分のPSAがどれくらいかをみるために血液検査を受けるんです。今ではPSAは魔法の数字だと思いますよ、血液検査をして、PSAの値がさがっていればいいのです。5月にPSAは1.9から始まって、9月には0.6に下がり、そして今12月には、0.8になったけれど、医者は気にする事はないと言ってました。医者が言うには、2ヶ月間治療を中止して、PSAがそのままか、上昇するか様子をみよう。2月にもし、上がったらまた治療をはじめなければならない。もし、上がったらね。実際、不安はないですね。何の問題もない。痛みもないしね。

私は: です。

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