診断時:70歳
インタビュー時:72歳

1998年に診断、同年にTURP、その後短期ホルモン療法と根治的前立腺切除を受けた

語りの内容

手術自体について話をすれば…、私は腹部側より根治的前立腺切除術を受けました。間違った用語かもしれませんが、パレニアル(perennial)だったかな、パレニアルしか思いつかない・・・いや、違うな、これは間違っている。

――ペリニーアム(perineum:会陰)ですね

そうペリニーアム(会陰)です、訂正をありがとう.会陰経由の手術については受けていないので何も言えません。前に言ったように、手術は私の手術は下腹部側からでした。そして、術後の大事な時期を2日間集中治療室で過ごし、入院期間は6~7日間程度になるだろうとはっきり言われました。
私の麻酔科医は、全く素晴らしかった。術後に痛みは感じないだろうと保証してくれて、正にその通りでした.私が麻酔から覚醒するや否や、硬膜外持続注射を処置してくれて、正直全く痛みを感じることはありませんでした.確かに、手背や手首に点滴用や輸血用のカテーテルが取り付けられているので、多少なりとも不快に感じる点はありましたが.これらは痛みというよりは厄介ごとですね.腹部を縦に大きく切った開腹手術のため、患部への感染を防ぐために大量の抗生剤の点滴をうけました.退院後家に戻る際、尿カテーテルを挿入したままであり、そのために垂れ流し状態にあることは知っていました。しかし、3週間後に再度病院に戻って尿カテーテルを抜いた後も尿失禁は残りました.尿カテーテルを抜いた後がこの手術の最も困難な時期ですよ.排尿機能がカテーテルを抜いた後直ぐに幸運にも正常に戻る人達がいれば、術後1年経っても失禁状態が続く人達もいると聞かされましたよ。

私は: です。

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