語りの内容
たった一つ言えることは前立腺がん患者は誰でも治療についてあらゆる面から考えるべきだということです。私は最初に奨められたことに向かって行きたくないのです。裏を返せば、もし、がん専門医が或る治療を奨めて私がそれを試み、そして他の人にも自分の気持ちを変えないで、今行っている事が最も良い治療であると自分自身に言い聞かせるようにと言うとしてもです。
そう、私は最初の選択肢を選ぶべきでないと思います。それは残された人生に影響を与えるものですから。かなり不愉快な速さで進行する場合には早急に治療する必要があります。しかし、正しい治療を受けるため治療を延期することは、最初に奨められた治療を受けるより大切でしょう。自分の体に何が行われるのかはっきり知るべきだと思います。もっと快適な治療があるなら、それを目指せばよい。できるだけ多くのアドバイスを受け、できるだけ早く学び、回復の最も良い機会を掴むことです。今受けている治療が快適なものであることを確かなものにしなければなりません。
インタビュー41
- 調子が悪いと思って受診したが、前立腺に何か問題があると思わせるような徴候はなにもなかった
- がん患者には、食生活のバランスが取れていなかったり、ストレスが多かったりする人が多いのではないかと論じている
- 自分が受けた治療について述べ、副作用についてもっと伝えて欲しかったと言っている
- プラキセラピー後に起こった当初の排尿問題からどのようにして自信を回復していったかを説明している
- ブラキセラピー(小線源療法)後,排尿に一時的に支障をきたしたと言っている
- がんの話題はタブー視されているので、そのことは話しづらい気がすると言っている
- あらゆるタイプの治療法について、慎重に検討することの大切さを他の人々に言いたい