診断時:54歳
インタビュー時:55歳

1999に診断を受け、同年に根治的前立腺切除を受けた

語りの内容

私にとって最も気がかりなことは私自身のことではなく妻が幸せに暮していけるのだろうかということでした。もしなにか事態が悪くなったら妻は経済的にはもちろんのこと、あれやこれやと、色々な事に一体どう対処していけるのか心配でした。以前任意の個人年金にも加入していたのですが、そのうち、その年金は掛け金を払う値打ちのないものだとわかったので掛けていた年金を結局は清算してしまいました。だから考えなければならないことは山ほどあります。経済的なこともその一つです。もう一度働くなんて考えていませんでした。でもどのようにして状況が変化していったかはのちほどお話します。

私は: です。

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