インポテンスは根治的前立腺全摘除術やホルモン治療に伴って生じる一般的な長期的副作用(治療を受けた人の40%以上)であり、また、外照射療法やブラキセラピー(小線源治療)のあとでもときには起こることがあります。ときには、経尿道的前立腺切除(TURP)で症状が改善した場合にもインポテンスが起こることがあります。根治的前立腺全摘除術を受けた患者にインタビューしてみると、全員がある程度のインポテンスを経験していると語っていますが、その体験は様々です。彼らはこの問題を克服するために実践的な方法を試みていますが、その効果はさまざまです。
ホルモン療法を単独、または放射線療法と組み合わせて受けた患者たちもまた、治療が性生活にどのように影響したかを語っています。ブラキセラピー(小線源療法)を受けたある患者は、治療の結果インポテンスになったと述べており、経尿道的切除術を受けた別の患者も性生活にいくばくかの変化があったと語っています。
ロボット支援腹腔鏡下根治的前立腺全摘除術などの新しい外科手術やHIFU等の新しい治療法は、根治手術よりも勃起不全や尿失禁を引き起こすことが少ないと報告されています。
性的な問題や勃起不全への対処法について、さらに詳細な情報が欲しいひとは、マクミランがんサポートのWebサイトを参照してください。
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