語りの内容
下着を脱いで、とても小さなペンの先にライトのついたものを肛門から挿入するのですが、これにはがんの組織を切り取る器具がついているのです。あまり愉快な経験ではありませんでした。痛みはありませんでしたが、組織を採取する時には、それほどひどいものではありませんでしたが、痛みを感じました。ちょうど小さな熱い針のような感じで、確か6~8個のサンプルが採取されて生体組織検査へと回されたと思います。尻込みすることはありません。ありがたいことに、この処置に慣れている者が私を担当していました。嫌だったのは見られていたことです。私の場合、若い看護師だったのですが、私の前に立ち大丈夫だよなどと声をかけていました。でも、処置の間この若い女性の看護師がそばについていたせいで、痛みよりも恥ずかしさを感じていました。ただ、ひどく不愉快だったというわけではありませんが。