語りの内容
――あなたが話されたスキャン(画像診断検査)のことを説明していただけますか? それはCTでしたか?
実際には、CTスキャンとMRIスキャンがありました。CTスキャンでは腕に注射をされました。普通の注射ですよ。3時間ほど待たされましたが、その間はまったく自由で、外出して町中を自由に歩き回り、したいことを何でもして、戻りました。それから指示により検査台に横たわり、身動きをせず、その間に走査カメラが私の身体を頭から足先まで走査しました。私は医師達が何を探しているのか知りませんでしたが、何の苦痛も無かったことは誰にでも確言できます。
MRIスキャンは身体の軟部組織を調べていたのだと思います。検査台は可動式で検査される人を筒状装置に入れました。この場合、ある人々は閉所恐怖症の感じるでしょうが、検査する人にちょっと”頭をちょっと筒の外に出してもらえるか?”と言えば直ちに対応して貰えます。問題ありませんよ。20分ほどかかりますが、その間自分のもっている好きなCDをかけてくれますし、これも全く痛み無しです。私の場合は、検査の結果、最終的な専門医の意見は放射線治療をしようということになりました。