診断時:66歳
インタビュー時:70歳

1996年に診断を受け、ホルモン療法を受けた

語りの内容

――何が原因で前立腺がんになるかって考えたことがありますか? また、ほかの人よりも前立腺がんにかかりやすい人はいると思いますか?

そうですね、多くのケースで遺伝子に原因があるというエビデンスが話題になっています。一昨日の夜だったと思うけど、ウィンストン教授のテレビ番組を見ました。彼はがんについて、そして彼らが見つけたアイスランドの人々について紹介していました。アイスランドの人口はとても少ないので、先祖をたどっていくともともとアイスランドに移住した9人くらいの人に行き着いてしまうそうです。彼らの遺伝子を検査すると、すべての人々が、何百年もの間に遡って、がんを起こす遺伝子を持ち続けていたことがわかったのです。それから、彼らは何年かすれば遺伝子治療が可能になって、うまく遺伝子を操って、ほかの多くの病気の遺伝子と同様に遺伝子を除去して、断ち切ることができるだろうと話していました。しかし、食生活も原因の一つであると考えられています。なぜなら、我々は動物の脂肪や健康にとって有害なものを多くとっているのに対して、脂ののった魚と米とその類の食物を中心とした食生活を送る日本では、前立腺がんはほとんど知られていないことがわかったからである。彼らは、前立腺がんは食生活によって起こると考えています。なぜなら、前立腺がんの発生頻度は2つの食生活と関連しており、その2つはまるで違うからです。彼らは、前立腺がんの原因は食生活だと考えているのです。

私は: です。

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