語りの内容
カテーテルでの不快はあまり感じなかったのですが、漏出や、もし実際にベッドの中でお漏らしをしてしまったらとても不愉快だろうし、またとても恥ずかしいだろう、というような心配が多くありました。実はカテーテルをペニスに通し足に留め、袋を吊っておくという方法で漏れを軽減させました。最初、まだベッドの中にいる時に袋はベッドの横に吊るしておきます、そしてその後このような小さな三脚状のものを使うようにします。袋を引っ掛けておくという方法はとてもうまくいきました。これによる問題はなかったし不快感もありませんでした。当初の当惑や、カテーテルを外す前に、そのまま帰宅しなければならない場合、カテーテルとどう付き合っていくかという、ちょっとしたテクニックというか指導があったのですが、この方法は確かにこれらの困惑を乗り越えるのに役立ちました。
ありがたいことに、それは起こりませんでした。カテーテルは病院で外され、私は除去の不安との上手な対処法を持っていたという点から見ても、除去を行った際には全く痛みがありませんでした。私が心配していたような管の除去による悪影響は起こらないのだと気付くよりもずっと前に除去は行われました。当初は排尿時とても痛くて非常に敏感でした。コントロールにも限界がありましたが、膀胱の筋肉に強度をつけるというような、ひとつ、ふたつのちょっとした骨盤の訓練があって、短い練習期間で本当に痛みを乗り越えることが出来るようになりますし、手術前に普段やっていたように、膀胱をほぼコントロール出来るようになるんですよ。
インタビュー26
- 他の選択肢や根治的前立腺全摘除術の副作用についてもっと慎重に考えればよかったと思っている
- アロマセラピストやリフレクソロジストを訪問することについて語っている
- カテーテルを付けたときの最初の困惑と外したときの苦痛について説明している
- 根治的前立腺摘出術後,インポテンスをどのように受け入れたかを説明している
- 前立腺摘除術を受けたあとの排尿障害を語っている
- 根治的前立腺摘除術が、どのように自分のスタミナを減弱させ、そのライフスタイルに大きな影響を与えたかを述べている
- 人生への展望が変わったと述べている
- 何も知らずに生きていくよりは、前立腺がんに立ち向かう生き方をとる積極的な理由があると説明している