診断時:69歳
インタビュー時:70歳
1999年に診断を受け、外照射とホルモン療法を選択

語りの内容

私はリフレクソロジーと霊気療法を受けてみました。霊気療法は体の上に手を置き、ゆっくりと徐々に下の方へ進みます。長椅子に寝て軽い毛布を掛けてもらいます。心が和むような音楽がかかり、体に手を置いている霊気療法士の女性がオイルを塗ってくれます。手から熱が出てくると、とても気持ちよくて心が安らぎます。信じられないくらい心地よいと感じました。2、3回うとうとしたと思うのですが、とても気持ちが落ち着きました。霊気療法は1時間ちょっと続きますが、霊気療法士が実際に身体に触れたのは2回です。ものすごく心地よくて、終わった後は長時間歩いているかのように激しい疲労感を覚えます。そして霊気療法士はこう言います。「今は活動的なことは何もしないで下さい。家に帰ったらただ静かに座っていて下さい。うたた寝をしたいならどうぞ。」とね。そうしましたよ(笑い)。家に帰って10分間横になりましたが、とても心地よいと思いました。霊気療法は今までに2回受けています。私には効きますが、誰でも同じ効果が得られるわけではありません。
リフレクソロジーももちろん足にやっていて、これもとても心地よいものですが、私は霊気療法が一番心地よいと感じました。私には霊気療法を実践している友人が一人いて、実際に効果がありました。リラックスすることが大切なのだと思います。知らない内に身体の中に一種の怒りをため込んでいって、霊気療法はこの怒りを発散させるのを助けるように思います。でも私は霊気療法をお勧めできますし、前立腺がんの診断を受けた人は誰でもこういった治療を受けてみて、何が自分に効くか確かめたほうがいいと思います。私は友人2人を霊気療法を受けに行かせています。彼らもまた非常に活動的で元気な連中で、私に言わせるとあちこち飛び回っているのですが、2人とも戻ってきてこう言いました。「素晴らしいね、終わった後は本当に気持ちが良かったよ」とね。そのとおり、とても良いものなのです。

――それは有料ですか?

私は地元のCLAN(クラン)つまりCancer Link Organizationに所属していて、ここでは支払は気持ち次第で、後で寄付をします。もし個人的に行ったのなら20ポンドから25ポンド、たぶんもう少し払わなければなりません。でもはっきり言って、それだけの価値があります。霊気療法を受けると心が落ち着くのです。オイルを使うところもあるのですが・・・

――アロマセラピーのことですか?

アロマセラピー、ありがとう、そう言いたかったのです。私はアロマセラピーに行ったことがないし、行ったことがある人も知らないのですが、もし試したければ、こういった治療はすべてクランで受けることができます。先ほども言ったように、私のお勧めは霊気療法です。霊気療法士の中には、体の痛む箇所を感知する驚くべき能力を持った人もいます。霊気療法は体内のエネルギー力を再編成するものと思われているようですが、私にはまだそこまでは分かりませんが、私に効くと言うことはできます。

私は: です。

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