診断時:63歳
インタビュー時:69歳

1994年に診断を受け、1994年と1996年にTURP、1997年に外照射とホルモン療法

語りの内容

起こったこと(前立腺癌)に対して、私が次に直面したのは27~30回におよぶ放射線治療でした。治療をうけるのは大変なことでした。最初にお腹に小さな点をつけ、機械を起動するたびにこの目印を見つけられるようにします。固定された身体の周りを機械が動き始め、機械が目印をみつけ治療が始まります。部屋には一人ぼっちですけれど、窓越しに看護師がいるのが見えますから、全く心配することはありません。看護師は本当に親切で助けになります。放射線治療を受けるときには、必ず誰かしら必要となると思います。というのは、治療後には運転なんかができなくなるからで、100ヤード(約90m)を歩くことすら大変なことです。1997年には疼痛治療の医師のもとに通院し始めたのですが、このときは、いずれあなたも経験するでしょうが、モルヒネ錠などを服用し始めました。放射線治療に話を戻すと、どういうものかを説明するのは非常に難しいですね。とても憂鬱になり、負担も大きいのですが、うっかり「あぁいやだ、もう止めてしまおう」なんて口走っても、止めるべきではありません。止めたところで問題が残るだけなのです。

私は: です。

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