診断時:81歳
インタビュー時:83歳

1998年に診断を受け、ホルモン療法を受けた

語りの内容

――あなたが前立腺ガンであると医師から初めて説明を受けた時、どのような気持ちだったのでしょうか。

私はそれがどんなものなのか尋ねたら、「まあ、手術もできますけど、あなたは年令が行き過ぎてるから、できないかもしれない」と言われました。

――医師がそう言ったのですか。

はい、そうです。

――医師から前立腺ガンについてもう少し説明はなかったのですか?画像とか図表など見せませんでしたか。

まったくありません。

――なにもない・・・ではクリニックでどれくらいの時間医師と話をされたのでしょうか。

4分程。

――4分ですか?長いとは言えませんね。あなたが他の人とガンについて話すということはありましたか?例えば看護師のうちのひとりとか。

いいえ、私が会った人はいつも専門家というわけじゃなかった。 二人がそうでしたね、Dr.Xともう一人若い医師がいました。Dr.Xとは検査装置の中で話しました。検査後彼が言ったのは、「いいでしょう。予約は6ヶ月置きにしましょう」。

――診察の時医師がガンについて話した時間は4分ほどだったと、おしゃいましたね。

4分もないかもしれない。

――医師に対して他に質問はしなかったのですか?

もちろんしましたよ。どうして治療などについての説明がないのかとか、腹部注射をとか。

――医師は注射がどんなものか、説明しましたか。

いいえ、しませんでした。

私は: です。

(アンケート結果の扱いについては個人情報の取り扱いについてをご覧ください。)

認定 NPO 法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」では、一緒に活動をしてくださる方
寄付という形で活動をご支援くださる方を常時大募集しています。

ご支援
ご協力ください

モジュール一覧