語りの内容
私はこれまで二人の近医にかかっていました。最初の医師は私にゾラデックスを処方しました。3年ほどたって問題が起こったとき、フルタミドの治験のために別の医師への紹介を希望するかと訊かれ、骨の痛みを体験し始めていたからすぐに “はい”と答えました。この薬は痛みを減らすのに役立つかもしれないと聞かされたからです。第2の医師に会い、これはヨーロッパ全域に亘る治験であり、参加を希望するかと聞かれました。またもや私は、治験の内容や薬効の詳細についてほとんど知らされませんでした。私が知らされたのは、この薬で多分乳房が少々痛みを感じやすくまた脹らみを起こすだろうということで、実際にそうなりました。9ヶ月ほど服用しました。
――いくつか問題を生じたので他の医師にかかったと言われましたが、薬が問題だったのか、それとも痛みが問題だったのでしょうか?
そう、それが転医した理由、いや違う、ゾラデックスを使用して3年後に痛みが始まりました。骨スキャンをうけ、“ガンは広がりつつあり、別の治療法が必要だ”と言われたのです。フルタミドの治験を紹介されたのはこの時です。この薬は私の病状を落ち着かせ、9ヶ月ほど経ってからまた骨の痛みが戻ってきました。医師はフルタミドがはもう効かないのだと判断しました。この間私はこの薬についていろいろ知りました、この薬の効果や或る期間後には効き目が無くなることもあるという事実をね。薬を止めれば何か良い効果があるかもしれないと言われ、服用を止めてすぐにまたゾラデックスに戻りました。 フルタミドを止めて良い効果が出たのでsが、不思議ですね、薬を止めることで開始した時のように良い効果があり得るなんて。
インタビュー31
- 当初、PSAテストについて一切知らされていなかったと語っている。
- 乳製品が前立腺がんの原因である可能性について論じている
- 医師の面倒見が悪かったので、キャンサー・バックアップや前立腺がんチャリティーから情報を求めたと説明している
- 薬物療法の変更について語っている
- ワクチン試験の体験について語っている
- より健全な食事への変更およびビタミンサプリメントの増加について語っている
- 貼付鎮痛剤の適正用量をどのようにして見出したかを説明している
- ストロンチウム注射、およびそれが疼痛のコントロールに使えることを語っている
- 乳房痛など、治療後に現れるさまざまな副作用について語っている
- 大打撃をうけたこと、そして前立腺がんについてはまったく無知だったことを語っている
- 最初は活動的な生活を続けることができたが、かかりつけ医(GP)が前立腺がんのことをまったく知らなくて、それが不安だったと述べている
- ひどく疲れるようになって、それが自分のライフスタイルに影響するほどに差し迫った問題になったと語っている
- 何といっても前向きな姿勢が大事