診断時:71歳
インタビュー時:72歳(2008年6月)

首都圏在住。大腸がん、肺がん(再発あり)、心筋梗塞、脳梗塞なども経験している。毎年市のPSA検診を受けてきたが、2004年の検診で4を超えたため、都内の病院で生検を受けたが、生検時の手技と医師の対応に疑問を感じ、地元の病院に転院して2007年5月に前立腺全摘除術を受けた。術後1年余り経過して、時折尿漏れの不安があるが、ほとんどパッドはつけなくてもよい状態になっている。

語りの内容

この中でIMRT、これは非常に面白いなと思いましてですね。で、これを地元の県のがんセンターね、がんセンターの相談窓口に電話して、聞いたんですよ。で、(手術を受ける)1年前ですけどね、その当時はまだIMRT(強度変調放射線治療)は保険が利かないとのこと。78万円ぐらいかかると言ったかな。それで、保険が利かないということは自由診療になるんで、ほかの検査とかが全部駄目で。100万円くらいかかると。A病院の重粒子線は300万円ぐらいかかるという話で、これは私みたいな年金暮らしで、1年間に年金を300万円ももらってないような貧乏人のやることじゃないなあと、そう思いましてね。

私は: です。

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