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診断時:63歳
インタビュー時:64歳(2008年9月)
2007年に膀胱炎をきっかけに前立腺がんが見つかった。九州地方在住で、妻と義母との3人暮らし。大学の教員として非常勤で働いている。子ども3人はすでに自立。治療法は医師の勧めもあって小線源療法を選択。現在は、前立腺がんの方はほとんど心配ないと言われている。脊椎間狭窄症と靭帯骨化症という別の病気を抱えているため、今はむしろそちらの方が心配。毎日を一生懸命生きることを信条に過ごしている。
語りの内容
えーとですね、性機能はあの、一番その心配のない方法だと言われましたね、小線源治療はですね。で、実際あの、年齢的なものがあるから、やっぱり衰えはね、これはもうどうしようもないですから。あの、まあ年齢的なものよりも、この手術をしたことによって、少しはやっぱり衰えてきてるのかなという感じはしますけど、決定的ではないです。ですからその、特に性的なものでまったく駄目ということは(笑)ありませんね。そのへんはお医者さんもそう言われました。別に、その機能が駄目になることはないと。だからそういう意味で、あの、この小線源治療を、まあ、お勧めしますということでしょうね。うん。
――そういった意味で、パートナーの奥様との性生活に何か影響は?
いや、ないと思いますけどね。ないと思います。それは、妻は言わないから、わからないだけかもしれませんけどね(笑)。ないと思います。まあそれはあの、若いときのようではないし、そりゃ妻も若いときのようじゃないわけで(笑)…おあいこかなと思ってますけどね。だからその、えー…まあ、まずは妻に聞かないとわかりませんけど、まあ私は特に、大きな変化があったとは思ってないんですね。で、機能が非常に低下したとも思ってはいないですね。