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診断時:63歳
インタビュー時:71歳(2008年12月)

近畿地方在住で、妻と母の3人暮らし。2000年、妻に勧められて受診した人間ドックで大腸がんと前立腺がんが同時に見つかった。大腸がんの術後3ヵ月で前立腺全摘除術を受けた。2004年7月、リンパ浮腫を発症。病院では情報が得られず、リンパ浮腫と分かるまで、非常につらい思いをした。子どもや親戚がインターネットを通じて、リンパ浮腫の患者会を探してくれ、そこでたくさんのアドバイスをもらい、とても救われた。

語りの内容

ほいで、そのストッキング、高いんよ。大体1万5,000円から2万ちょっと、何したやつやったら、2万2,000か3,000円するわけやな。ほいで、それは、まあ、大体6ヶ月ぐらいで、ゴムが緩んでくるんで、新しいやつを替えないかん。ほうやてに、わりかた高うつくんよ。ほいで、保険でかかったらええのになあっちいうて、大概、まあ、みんな、その(リンパ浮腫ケアの患者)会の人らが、何かそこたいじゅうの(そこらじゅうの)先生らにずっと案内してくれて。それが、まあ、大体伝わってきたんで(保険が利くように)してくれたような格好やな。

――じゃあ今は、負担はどれくらいなんですか。

ええ、あれはね、もう保険でかかるようになってから、3割負担で、ええ、いけたです。

――ストッキング自体も3割負担なんですか。

ええ、負担、ええ。

――じゃあ、随分変わりましたね。

ほうやてに、なあ、3割負担やさけに、2万円でも6,000円ぐらいでね、買えるようになったんよ。うん。ほいで、こういうことで、みんながな、してくれたんで、まあ、こういう浮腫の人が助かるんじゃないかなと思うんやけどね。うん。

私は: です。

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