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診断時:57歳
インタビュー時:58歳(2008年4月)

甲信越地方在住。観光関連会社の役員と市議を兼任して多忙な日々を送っていた2006年末、激しい腰痛で整形外科を受診したところ、MRI検査でがんが疑われ、がんセンターに紹介を受けた。当時PSA値は1,079。病期はD2で、ホルモン療法と転移部への放射線照射を受け、腰痛や全身の倦怠感は軽快し、PSA値も1以下に下がった。その後上昇の兆しが見られたため、飲み薬をやめたところ、再びPSAが下がっている。

語りの内容

それでもね、私は、人に言われて、あの、退院以後ですね、よくほら、秋田の玉川温泉なんていうのは、すごく有名でしょう? ラジウム。それと同じほどラジウム含有があるっていう温泉がここにあるんですよ。…で、公衆浴場もあるし、それと、源泉に近い旅館さんも、まあ旅館さんも数ある中で一番源泉に近いところ、まあそこと、そのすぐ隣にある公衆浴場と、私、あの週2回か、3回、行くんですよ。それで、1時間たっぷり、もう本当に風呂好きですから、長風呂ですから、私ね。そこで、とにかく、あの、まあ湯治ですかね、湯治行っているんですよ。
で、水なんかもそこのわき出ている清水、それもラジウム含有があるっていうから、もうペットボトルとかタンクにくんできて、お茶から、今も、うちの女房なんかもみそ汁から、米から、全部炊くのに、全部その水でやっているんですよ。もうまあそれがね、実際こうして、(PSAの)数値も低いし、元気でいるし、それでかなあ、なんて思ってあれしてるんですね。まあ思うのは勝手ですし、それで、ねえ、元気でいられるのだったら、こしたことないって、だから、人に勧めているんですよ。「絶対あそこの風呂はいいよ」って、「とにかく汗流して、あったまって、そしたら腰も治るでしょうし、がんも治るよ」なーんてね(笑)。うん。実際、玉川温泉、あれだけはやっているんですよね、全国からね。で、ここもブレイクしそうですよ。うん。いいことですね、地域の活性化のために(笑)。

私は: です。

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