※写真をクリックすると、動画の再生が始まります。

診断時:61歳
インタビュー時:61歳(2008年10月)

オーストラリア企業に勤務する会社員で、診断を受けたときは、移住した直後だった。現地での治療も考えたが、やはり日本で治療を受ける方が精神的な癒しは得られると考え、一時帰国を決意。現在は近畿地方にある自宅で、妻と2人で暮らしている。自分にとって信頼できる医師に出会い、2008年10月に内視鏡下前立腺全摘除術(リンパ節郭清)を受けた。インタビューは手術19日後に行われた。すでに自立した息子と娘がいる。

語りの内容

でまあ、腹腔鏡といいますのは、ガスが、おなかの中に入って、おなかを膨らませて、そこにテレビカメラ(の付いた内視鏡)を入れて、で、先生がテレビカメラを見ながら手術されるということなもんですから、おなかの中にガスが非常にたまってると。まあ私自身、正直どういう感覚か分かりませんが、その後も、看護婦さんは8時間おきにすべての臓器がうまく、ファンクション(機能)してるかというチェックをされます。と同時に、臓器とその皮膚の間に空気が、たまってると。実際にたまってるようで、ぷよぷよとしてるようですが、それをおなかのいろんなところにマジックでぽっぽっと点されまして、それが膨れてないか、あるいはそれがずっと治まっていってるかどうかというのを常にチェックされるということと、臓器、胃とか直腸とかその辺が全部動いてるかどうか、このチェック。それから尿の色等をチェックされていきます。
で、先ほど申し上げましたように、もう3日目から普通の食事を取っておりますので、栄養剤とか水分とかいう、そういう点滴は全部抜かれてしまいます。で、従いまして、残ってますのは、手術からのこう、一つの管と、それから尿と、この二つだけになります。で、手術の後の(血液などを出す)管も、4日目ですかね…ぐらいに、もう抜かれまして。先生の話によりますと、その傷口はボンドで、こう留められてると。だから、そういう手術のステッチの跡はなく、ボンドで、のりでこう閉められてるという、そういう感じです。

私は: です。

(アンケート結果の扱いについては個人情報の取り扱いについてをご覧ください。)

認定 NPO 法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」では、一緒に活動をしてくださる方
寄付という形で活動をご支援くださる方を常時大募集しています。

ご支援
ご協力ください

モジュール一覧