実習始まる前に(クローン病であると)診断を受けて、ほんとにショックな時期が続いてたんですけど、一応、僕、陸上部にも入ってて。
ほんとにいろいろ重なってしまって、大事な試合控えてたりとかあったんですけど、なんやかんや自分の満足のいく結果残せたり。
実習も最初はかなりこたえたんですけど、でも領域ごとの実習1つ1つ、特におっきな体調崩すことなく、看護師を目指してこの実習をしていく上で、1つ1つ自分にとっての学びも得ることもできましたし。
多分クローン病になってしまったけど、でもどうにかなるっていうふうな思いが、自分の中で少しずつ芽生え始めて、塾講師としての仕事もそのかたわら続けることができましたし。
今までのことができなくなってしまうわけではないってことに気付いたので、だからだいじょぶなんだなっていうふうに思えるようになりました。
まず1個が部活で、最後の試合があったんですけど、それで自分の持ってる力の100%出せたっていうのがあります。
駅伝なんですけど、チームとしてはちょっとタイム振るわずってところあったんですけど、個人として、最大限の力を発揮できたので、当時の体の状態でも。
だからそれが一つの自分の自信になったのかなっていうふうに思うのと、あとはバイトでもその塾の講師がもしかしたらメンタルをもたせてくれる一つのことだったのかなって思うんですけど。
診断でショック受けてた時期は、なかなか家出る頻度も少なくなって、ま、用事があるとき以外、用事があるとき以外というか若干引きこもりがちみたいなところあったんですけど、でもバイトにはしっかり行ってて、もちろん学業のことでも、外には出てたんですけど。
何と言うか、(バイトは)ちょっと気分転換にもなりつつ、かつ、病気があるからと言って、なんか支障が出るわけではないと気付いたので、そっちのほうも一生懸命頑張ろうっていうふうに思って、率先して頑張ってたなっていうのがあったので。
多分、塾の講師してる仕事も一つ、何とかなるとか、そういうことにつながってたのかなって思うのと。
卒業研究とかもきっと自分の中で、不安でいっぱいではあったんですけど、でも、なんやかんや計画立ててデータ取ってそれを分析してみたいなプロセスを自分なりに踏めて、しっかり終えることできたので。
きっとそういった目の前にあること1つ1つ、自分が乗り越えていける力あるんだっていうふうに思ったので、だからきっとそういうふうに思い至ったんだと思います。