インタビュー19

インタビュー時年齢:29歳(2020年11月)
障害の内容:聴覚障害(難聴)・内部障害(慢性腎不全)
学校と専攻:大学・看護学(2012年度入学)

関東地方出身の女性。中3の時に鼻咽頭がんになり、化学療法の副作用で難聴と慢性腎不全になった。通信制の高校で学びながら腹膜透析の治療を5年ほど続けて、腎移植を受けた。入院中、気にかけてくれた看護師のことが印象的で、自分の経験を役に立てたいとも思って、高校卒業後に3年間の療養期間を経て、看護系の大学に進学し、その後看護師として就職して現在4年目になる。

インタビュー17

インタビュー時年齢:30歳(2019年9月)
障害の内容:内部障害(クローン病)
学校と専攻:大学・看護(2008年度入学)、大学院・看護(2018年度入学)

関西地方在住の男性。16歳でクローン病と診断された。自分が入院した病院で看護師をしたいと思って看護学部に進学し、在学中は体調管理に注意しながら周囲と同じように学生生活を送った。卒後は希望通り自分が入院していた病棟に就職をして、6年間働いた後、慢性疾患看護専門看護師(CNS)の資格が取れる大学院に進学した。現在、大学院2年目に在籍中。

インタビュー15

インタビュー時年齢:41歳(2019年1月)
障害の内容:内部障害(逆流性腎症による慢性腎不全、人工透析治療を受けていた)
学校と専攻:短期大学・看護学(1995年度入学)、大学院・看護学

近畿地方在住の男性。両親、兄の4人家族で育った。0歳で腎疾患の診断をされて、15歳から人工透析を開始した。透析をしながら働く看護師の言葉に励まされ、看護師を志す。大学では、周囲からサポートされながら生活した。就職活動は難航したが、理解ある医療者と出会い、働く場を得た。その後、慢性疾患看護専門看護師(CNS)になった。数年前に腎移植を受けている。

インタビュー12

インタビュー時年齢23歳(2022年6月)
障害の内容:内部障害(線維筋痛症)
障害をもった年齢と状況:19歳、大学2年生
現在の職場:大学病院、精神科閉鎖病棟の看護師

女性。幼稚園の頃から身体に痛みがあることを自覚していたが原因が分からないままで、徐々に痛みは強くなっていったが、自分で対処をしながら生活していた。
その後、膠原病の医師に診てもらうようになり、看護学生の2年の時に線維筋痛症であると診断された。
看護の演習・実習は、特に大学からの配慮はなかったが自分で工夫をしながら終えて、2年前から大学病院の精神科で働いている。

インタビュー10

インタビュー時年齢56歳(2022年4月)
障害の内容:1型糖尿病
診断された年齢:14歳

関西地方在住の女性。11歳で体調不良があり、その後中学生で1型糖尿病と診断されてインスリン注射が始まった。
中学卒業後にアルバイトなどをしていたが、同じ病気の子どもに希望を持たせてあげたいと思い、准看護師資格を取り、結婚、出産を経て働き続けた。
その後糖尿病外来などで働きながら46歳で看護師(通称:正看護師)資格を取って、現在は訪問看護師をしている。

インタビュー08

インタビュー時年齢21歳(2022年3月)
障害の内容:自己免疫疾患(ベーチェット病)
障害をもった年齢:4歳
現在の状況:看護系大学の3年生・現在は休学中

関東地方在住の男性。4歳で難病の自己免疫疾患と診断され、療養生活を送る中で自分を理解してくれた看護師がおり、自分もあんな人になりたいと看護系大学に入学した。
座学の際は、治療での欠席を公欠扱いにしてもらっていたが、演習は補講が必要だった。
また3年生の実習中は緊張を強いられ、終わってからも記録を付けるのに時間を取られて睡眠不足になって、体力的に続けられなくなり、休学を選んだ。
現在は、休学をしたことでストレスから解放され、運動など好きなことをしながら前向きに過ごせている。

インタビュー06

インタビュー時年齢40歳(2022年3月)
障害の内容:ベーチェット病(難病)
診断された年齢:28歳

関東地方在住の女性。ICU(集中治療室)で働いていた。
20代後半、ひどい貧血の症状が出るが、診断がつかず、輸血等の対処療法を受けて1年以上勤務を続けていた。
その後、様々な検査の結果、消化器系に炎症が起こる指定難病のベーチェット病と診断された。
看護が好きで仕事を続けたかったが、同じ病院に勤務する主治医に、この状態の看護師に自分の患者は任せられないからと退職を迫られ、やむなく退職した。
大学院に進学後、現在は看護教員として働いている。

インタビュー04

インタビュー時年齢29歳(2022年2月)
障害の内容:内部障害(クローン病)
障害とわかった年齢と状況など:21歳、看護学部3年生
現在の状況:大学院博士課程の学生、クリニック外来のスタッフ

関西地方在住の男性。小学校の時からお尻の痛みや下痢症状があったが原因が分からないまま経過し、大学の看護学部3年の実習前に、クローン病と診断された。
診断直後はショックだったが、治療をすることにより症状が緩和し、日常生活もコントロールできる状態で、附属病院に就職し3年間看護師をして現在は大学院で学んでいる。

インタビュー02

インタビュー時年齢56歳(2022年1月)
障害の内容:スキルス胃がんで胃の全摘
障害をもった年齢と職場:44歳、がん専門病院内視鏡センター・主任
現在の職場:がん専門病院内視鏡センター・スタッフ

関東地方在住の女性。がん専門病院の内視鏡センターで主任をしていた時にスキルス胃がんのステージ4と診断されて全摘をし、抗がん剤治療もして、1年間休職後に職場に戻った。
しかしその半年後に肺に影が見つかり、再度抗がん剤治療のために1年間休職した。
復帰後は主任をやめてスタッフになり、日勤のみの常勤職として、現在も再発はなく同じ職場で働いている。