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インタビュー時年齢:44歳(2022年6月)
障害の内容:精神障害(うつ)、発達障害(ADHD)
障害をもった年齢と状況:22歳・うつ、45歳、ADHD(注意欠陥多動性障害)
現在の職場: 地域密着型通所介護(小規模デイサービス)、看護師(機能訓練指導員の資格あり)
中部地方在住の男性。
看護師1年目で抑うつを伴う適応障害と診断とされ、休職後に復帰した後は看護助手の手伝いを行うことになり、翌年に精神科単科病院に異動し、そこで10数年勤務をした。
その後、老人保健施設や有料老人ホーム等で勤務を続け、数年前にADHDの可能性が高いと言われ認知行動療法を始めた。
現在は、就労移行・就労定着支援を受けながら介護事業所で働き、4か月目になる。
語りの内容
全部が、やっぱり精神科(で働く)人でもそうですけど、病気持ってるっていうだけで、やっぱり、偏見があるもんなんだよっていうふうな話があって。その頃インターネットや動画、YouTubeでもあったかちょっとあれなんですけど。
やっぱり言う言わないっていうのは、障害の名前、薬飲んでる、こういう症状をって言うとやっぱり過小評価されたこともあったり。大学病院のときにですね、(障害のことを伝えた後に)看護助手の仕事しなさいっていう感じで過小評価されたりっていうこともあったり。
ちょっとそういうのは、自分にとっては怖いなというか、周りの人の目っていうか。そんな差別してますっていうことではないとは思うんですが、何となくの、何だろうな…、「あの人そうだもんね」みたいな、何て言うんですかね。
別に(自分がいることで)その人には危害を及ぶことはないかもしれないけど、やっぱりへまをしやすいから、私には何か影響があるかもしれないみたいな存在に思われてるのかもしれないなと、その時は振り返って思うこともあります。ちょっとうまく言えないですね。
師長さんの配慮で、あれもつらかったんですけど、看護助手さんのお手伝いっていうことで、もう患者さんとは触れないでくださいって、関わらないでくださいって言われて。
お茶をなんか配る係だとか、食器を下げる係だとかごみを集める係だとか、なんかそういう、本当に外回り、誰かを検査に連れていく、検査から戻る…、何だったかな、とりあえず助手さんのお手伝いをしてくれっていうふうに言われて。
同僚からも、本当はたぶん助手さんも困っていると思うけど、病気があるんだからそれを治すために頑張って働いてよみたいな感じで同僚からも言われたり。本当は同僚は、どうやって声掛けていいか分からなくてつらいんだよ、同僚だってとかっていうようなことも言われたような気がします。
インタビュー13体験談一覧
- 障害名や薬、症状について伝えただけで過小評価された経験もあり、周囲に自分から病気のことは伝えづらかった
- 発達障害のことを伝えて理解を得て訪問看護ステーションに就職した後に、うつ傾向があると伝えたら聞いていないと言われた
- 転職に際して公的な就労定着支援サービスを利用した。就職先を相談したり、面接についてきてくれたりした(次のクリップへ続く)
- 看護協会のあっせんや、ハローワークの渉外担当の人などチームを組みながら就活を進めた。いろいろな人に相談できる体制だった
- うつ病を伝えて就職したが、特に職場からの配慮は必要なかった。不規則な勤務でもとにかく仮眠でも睡眠をとれるように工夫した
- 前の職場を辞めて次の仕事を探す際、医師から夜勤が負担だろうと言われていたので、オンコールはあったが夜勤がない仕事にした