※写真をクリックすると、動画の再生が始まります。
インタビュー時年齢29歳(2022年2月)
障害の内容:内部障害(クローン病)
障害とわかった年齢と状況など:21歳、看護学部3年生
現在の状況:大学院博士課程の学生、クリニック外来のスタッフ
関西地方在住の男性。小学校の時からお尻の痛みや下痢症状があったが原因が分からないまま経過し、大学の看護学部3年の実習前に、クローン病と診断された。
診断直後はショックだったが、治療をすることにより症状が緩和し、日常生活もコントロールできる状態で、附属病院に就職し3年間看護師をして現在は大学院で学んでいる。
語りの内容
実習始まる前に(クローン病であると)診断を受けて、ほんとにショックな時期が続いてたんですけど、一応、僕、陸上部にも入ってて。
ほんとにいろいろ重なってしまって、大事な試合控えてたりとかあったんですけど、なんやかんや自分の満足のいく結果残せたり。
実習も最初はかなりこたえたんですけど、でも領域ごとの実習1つ1つ、特におっきな体調崩すことなく、看護師を目指してこの実習をしていく上で、1つ1つ自分にとっての学びも得ることもできましたし。
多分クローン病になってしまったけど、でもどうにかなるっていうふうな思いが、自分の中で少しずつ芽生え始めて、塾講師としての仕事もそのかたわら続けることができましたし。
今までのことができなくなってしまうわけではないってことに気付いたので、だからだいじょぶなんだなっていうふうに思えるようになりました。
まず1個が部活で、最後の試合があったんですけど、それで自分の持ってる力の100%出せたっていうのがあります。
駅伝なんですけど、チームとしてはちょっとタイム振るわずってところあったんですけど、個人として、最大限の力を発揮できたので、当時の体の状態でも。
だからそれが一つの自分の自信になったのかなっていうふうに思うのと、あとはバイトでもその塾の講師がもしかしたらメンタルをもたせてくれる一つのことだったのかなって思うんですけど。
診断でショック受けてた時期は、なかなか家出る頻度も少なくなって、ま、用事があるとき以外、用事があるとき以外というか若干引きこもりがちみたいなところあったんですけど、でもバイトにはしっかり行ってて、もちろん学業のことでも、外には出てたんですけど。
何と言うか、(バイトは)ちょっと気分転換にもなりつつ、かつ、病気があるからと言って、なんか支障が出るわけではないと気付いたので、そっちのほうも一生懸命頑張ろうっていうふうに思って、率先して頑張ってたなっていうのがあったので。
多分、塾の講師してる仕事も一つ、何とかなるとか、そういうことにつながってたのかなって思うのと。
卒業研究とかもきっと自分の中で、不安でいっぱいではあったんですけど、でも、なんやかんや計画立ててデータ取ってそれを分析してみたいなプロセスを自分なりに踏めて、しっかり終えることできたので。
きっとそういった目の前にあること1つ1つ、自分が乗り越えていける力あるんだっていうふうに思ったので、だからきっとそういうふうに思い至ったんだと思います。
インタビュー04体験談一覧
- 母親が狭心症で病院につきっきりになり、それが看護職を目指したきっかけだった。また身の丈に合った職業だとも思っていた
- 学生時代は周りと一緒にたらふく食べたり飲んだりしていた。もちろんお腹を下すが、翌日は控えるなど数日間の中で調整をしていた
- 診断後はとてもショックだったが陸上部の活動や塾講師のアルバイトを続けていけていることで、次第に大丈夫と思えるようになった
- 自分自身が陸上部だったのでクローン病の人の運動習慣を卒業論文テーマに選んだ。患者会で話を聞かせてもらった経験は大きかった
- 就職時に診断書は提出していたが、入職してからは症状も落ち着いており、心配することもなかったので特に職場には伝えなかった