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インタビュー時年齢:47歳(2019年1月)
障害の内容:発達障害(ADHD:注意欠陥多動性障害)
学校と専攻:大学・教育と心理(2010年度入学)、大学・生活と福祉(2012年度入学)

関東地方在住の男性。子どもの頃からノートが取れないなど人と違うところがあったが、社会人になり仕事がうまくいかなかった時に診断を受けた。作業所に通い、一人暮らし開始をきっかけに通信制の大学で学び始め、配慮を受けながら非常に多くのことを学んだ。人からは、ムードメーカーだとよく言われる。趣味は折り紙と映画。現在は一人暮らしを続けている。

語りの内容

だから僕は文化人類学とか、あと比較行動学とか、あとはね、認知科学とか、哲学とか、そういう面でいろいろ見てきてですね、多角の面からね、自分を知ることができたっていうのもあるし、社会学なんかはやっぱり、ね、多数派の人がどんな社会の仕組みをつくってきたかって、そこはね、非常に役立ったとこですね。

やっぱりそうするとですね、まあ、ネットでいろいろとね、勉強して、いろいろともっとやっぱり知識、ね、好奇心に貪欲でありたかったっていうのはあるし、やっぱりそうすることによってね、やっぱり人を楽しませる幅が増えていくわけで。やっぱり僕、タモリさん好きなんですけど、やっぱりほら、教養いっぱい持っていたほうが遊びの幅増えますよね。だから遊びと勉強って割と反対語に取られることってあるんだけど、実はね、反対語じゃないよっていうことを僕、言いたいですよね。はい。だから、僕は何のために大学行くのっていうと、遊ぶために行っているってよく言ってましたけど、はい、そういう感じでしたね。

学んだことによって、確実に人生は豊かになりましたね。はい。それとやっぱりさっきも言ったけど、ね、(勉強は)最高の、あの、楽しい遊びだと思いますね。はい。こんな知的な遊びはないわけで。うん。
だから勉強は苦しいことだと思わないで、楽しんでもらいたいですよね。うん。

私は: です。

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