障害の内容:肢体不自由(脳性麻痺)
学校:大学

首都圏在住の女性。脳性麻痺による肢体不自由(四肢体幹機能障害)で、電動車椅子を使用。障害のない子と同じように育てたいという親の方針があり、小中高と普通学校に通い、大学はパソコンを学べる学部に進学した。大学時代は、友人との他愛ない日常生活が、本当に楽しかった思い出がある。卒業を機に実家から出る準備を始め、現在は24時間ヘルパーを付けて一人暮らしをしている。

語りの内容

とにかく…、無理しないでいいよってことですね。学校生活、楽しんでくださいって、言うことがよくあるんですけど、楽しもうったってね…、その楽しむっていうことはどういうことなんだろうっていうふうにもやもやしてしまうともったいないし…。

その時間をどう使おうが、これから生きる、その人のための時間なので……、自分が例えば選択、あの、選んだ後でも、これ選んで良かったなって…、後になって思えたらいいなって思うので、とにかく無理はせず…、自分のままで、勉強したかったらすればいいし、遊びたかったら遊べばいいし、何もしたくなかったら何もしないのもありだし、その時間を…、そのとき自分が苦しくないように過ごせば…、いいんじゃないかなっていうふうに思う。

勉強だけに熱中したければ、もう周りの人間なんて放っておいて勉強に集中すればいいし、そこで人間関係がうまくできなくても、それはそれで得るものが他にきっとあるから、そこはそこで頑張んなくていいよっていうふうに思います。

私は: です。

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