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インタビュー時年齢:46歳(2019年9月)
障害の内容:精神障害(うつ病)、発達障害(ADD:注意欠陥障害)
学校と専攻:短大・看護(1999年度入学)、大学院・看護(2018年度入学)

関東地方在住の女性。社会人を経て27歳で短大に入り、看護師になった。卒後、一般病院で看護師として勤務。37歳で結婚、翌年出産した後、産後うつ病と診断され治療を開始する。その後ADDと診断された。症状が落ち着いてきた頃からクリニックと訪問看護で働き始め、現在は精神科の受診と服薬を継続しつつ、在宅看護専門看護師(CNS)の資格を取得するために大学院で勉強している。

語りの内容

やっぱりこう…、それまで、こう一日ずっとこう…、あの、働くとかなかったので、朝から晩まで学校にいると、もう疲れて、疲れて、何だろう、頭は痛くなってくるし、グループワークどころじゃないっていうか、もう。それを、なかなかこう分かってもらえない、あの、グループの人に、メンバーに分かってもらえなくて…。うん、その辺が、ちょっとやっぱり難しいなと思いました。うん。

何か、うまくいかなかったときに私、もう本当に大学院無理だからやめようと思ったんですね。で、結構みんなにも迷惑掛けちゃうし、やめようかなと思ったことも、やっぱ去年はあったんですけど。うん。まあ、本当だったらちゃんと周りの人に、あの、分かってもらって、できることとできないことをはっきり言ったほうがいいんだけど、なかなかそれってやっぱりこう、メンタルの、精神的なことだと言えなかったりすると思うんです。

なので、うん、そういうときは、まあ、指導教官とかに、仲裁に早めに入ってもらうとかもいいと思うんですけど、あの、一番はもう(周囲に)合わせ過ぎて、もう、本当にやめるしかないような状況にならないように、多少、何か周りに、まあ、誤解じゃないけど、「あの人はやらないね」って言われても、自分のペースをやっぱり守ることを優先したほうがいいんじゃないかなと思います。その人とグループワークする目的で入ったわけじゃないし、あの、卒業することが目的なので、あの、そこは、まあ、やっぱり…、同級生の関係とかは、ちょっと、うーん、悩んだりすることもあると思うんですけど、まあ、自分のできることとできないことは、もうはっきり、あの、させて、できないことはもうできないって言ってしまったほうがいいと思いますね。

私は: です。

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