診断時:54歳
インタビュー時:57歳(2011年)
インタビュー家族15 の夫
大学で教職にあったが、2009年に若年性認知症と診断され、現在休職中。週の1日はサポートセンターを通じて受けた仕事をし、1日は家族会で英語を教えている。母親を含め認知症の高齢者が気になっており、自分のできることをしてあげたいと考えている。最近はやることが複雑に感じられ、考え方をもう少し変える必要性を感じている。2012年春に退職予定だが、現在働いている妻と二人暮らしで、落ち着いた日々を送っている。
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診断時:54歳
インタビュー時:57歳(2011年)
インタビュー家族15 の夫
大学で教職にあったが、2009年に若年性認知症と診断され、現在休職中。週の1日はサポートセンターを通じて受けた仕事をし、1日は家族会で英語を教えている。母親を含め認知症の高齢者が気になっており、自分のできることをしてあげたいと考えている。最近はやることが複雑に感じられ、考え方をもう少し変える必要性を感じている。2012年春に退職予定だが、現在働いている妻と二人暮らしで、落ち着いた日々を送っている。
診断時:55歳
インタビュー時:58歳(2011年8月)
飲食店店長をしていた。1人暮らし。妻とは診断前に離別。子どもとも会っていない。兄に病気の事を知らせていない。2005年頃職場で物忘れやちぐはぐな言動を指摘されるようになり退職。2009年に若年性アルツハイマー型認知症と診断、ショックのあまりうつ状態となる。アリセプト内服中。医療費が払えず障害者認定、生活保護を受けた。週1回ヘルパーに掃除等依頼。現在はサポートセンターで週3日ボランティアをしている。
診断時:59歳
インタビュー時:63歳(2010年9月)
インタビュー家族08 の夫
元脳神経外科医。妻と2人暮らし。2001年頃易しい漢字が書けなくなり下痢も始まり、体の衰弱が激しくなった。2006年に若年性アルツハイマー型認知症と診断を受ける。2007年クリスティーン・ブライデンさんの講演を機にアルツハイマー型認知症であることを公表。ようやく自分の病気と自分自身を受け入れることができた。アリセプトと個人輸入のメマンチンとで病状は安定している。夫婦ともにクリスチャン。
診断時:57歳
インタビュー時:61歳(2010年7月)
インタビュー家族05 の夫
妻と2人暮らし。2004年頃、新しい職場に配属されストレスから不眠になり、メンタルクリニックを受診、うつ病と診断される。休職後職場復帰するが、仕事に支障が出て大学病院を受診。2006年に若年性アルツハイマー型認知症と診断される。診断6カ月後、36年勤めた市役所を退職。診断3年半後、有料老人ホームで介護の手伝いをすることになる。利用者の喜ぶ顔が励み。これからも何らかの形で人の役に立ちたいと思っている。
診断時:50歳
インタビュー時:57歳(2010年5月)
インタビュー家族04 の妻
元立体絵本の作家で、夫と2人暮らし。2003年6月、「若年性アルツハイマー型認知症」と診断される。現在は、大学病院の専門外来に通院中。夫が主治医に相談しながら、アリセプトの他に、個人輸入のメマンチン、八味地黄丸などを購入し、それを服用している。3年ほど前から家事ができなくなり、見当識障害*が現れたため、週3回の家事援助と週1回のガイドヘルパーを依頼している。週に1回はデイサービスに通う。
診断時:58歳
インタビュー時:60歳(2010年4月)
インタビュー家族03 の夫
共働きの妻と息子の4人暮らし。大手小売業の販売促進業務をしていた2007年頃、会社の同僚から物忘れを指摘され、受診する。本人に自覚症状はなし。最初の市立病院では「中等度の若年性アルツハイマー型認知症」、大学病院の専門外来では「軽度」と診断される。その後、配置転換で作業的な仕事に異動し、2009年の定年まで勤め上げた。現在、市立病院と大学病院に通院中。週1、2回家族会で事務仕事を手伝う。